浜松市データ連携基盤
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画像:浜松市のイメージ図

デジタル・スマートシティ浜松

浜松市は、約1,558㎢の広大な市域の中に、海、山、川、湖といった豊かな自然環境と都市環境が共存しており「国土縮図型」の政令指定都市といわれています。全国の市町村が抱える様々な課題を凝縮した都市であるともいえますが、逆に浜松市で持続可能な都市モデルを確立できれば、日本全体のモデルとなります。
浜松市では、デジタルを活用したまちづくり推進条例に基づき、AI・ICT等先端技術やデータ活用などデジタルの力を最大限に活用した持続可能な都市づくりを目指し、 デジタル・スマートシティ政策 を推進しています。「オープンイノベーション」、「市民起点/サービスデザイン思考」、「アジャイル型まちづくり」の3つの視点から取組を推進し、「市民QoL(生活の質)の向上」と「都市の最適化」を目指し、デジタルで“繋がる未来”を官民で共創します。 デジタル・スマートシティ浜松の取組についての詳細情報

デジタルで“繋がる未来”を共創

人口減少・少子高齢化やインフラ老朽化、コロナ禍の状況においてデジタルの力を最大限に活用し、
「市民QoL(生活の質)の向上」と「都市の最適化」を目指し、デジタルで“繋がる未来”を官民で共創します。

目指す方向性(基本理念)

市民QoL(キューオーエル)の向上

QoLとは「Quality of Life」の略。人々の幸福感など、社会のゆたかさや生活の質を向上

都市の最適化

都市の抱える諸課題に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、効果的・効率的な都市計画、都市整備、都市管理・運営を実現

必要な視点1 オープンイノベーション

イノベーションの創出に向け、組織や分野等を超えた共創のまちづくりを推進します。

必要な視点2 市民起点/サービスデザイン思考

デジタルは、「市民QoLの向上」「都市の最適化」のための手段と捉え、“市民起点”のまちづくりを推進します。

必要な視点3 アジャイル型まちづくり

スモールスタートでまずチャレンジし、トライ&エラーを繰り返し、変化に強いまちづくりを推進します。

基本原則1

オープン/相互運用性

基本原則2

多様性/包摂性

基本原則3

透明性/プライバシー

基本原則4

持続可能性

基本原則5

安全・安心/強靭性

データ連携基盤

データ連携基盤は、異なるシステム間のデータを相互に利用できるデータ形式で適切に認証・送達を行うことで、分散して存在する多様なデータの「ハブ」となり、「データの流通・連携を促進」する機能を有しています。
浜松市では、データ連携基盤の運用を通じ、行政データ、民間保有データ、センサーデータなど、さまざまなデータをかけあわせ、官民がともに利活用できるようにすることで、地域課題の解決や地域の活性化に官民で取り組んでいきます。
また、防災や交通安全といった「安全・安心」の分野をはじめとした地域課題の解決に向け、 Hamamatsu ORI-Project(2020年度開始) や 浜松市データ連携基盤活用サービス実装支援補助金(2022年度開始)などの取組により、データ連携基盤を活用したサービスやソリューションを官民で創出していきます。

画像:データ連係基盤についての図解

API

浜松市データ連携基盤と接続されているデータを取得するためのAPIを掲載しています。APIを利用されたい方は、こちらのウェブフォームから申請ください。

提供しているAPI

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水位計、冠水センサデータ

防災⽤計測機器メーカーとして、⽔位計‧⾬量計‧伸縮計などの製造‧販売をはじめ、機器の設計やレンタル、設置施⼯、保守点検までを⼿掛ける株式会社オサシ‧テクノス(本社:⾼知県⾼知市)は、⽔位計やカメラを利⽤したIoTシステムで、市街地に迫る⽔害の危険を⾒える化する「冠⽔エリア予測サービス」を開発しています。同社は、市内に設置している冠⽔センサと⽔位計の観測データを本市のデータ連携基盤上に登録しています。

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斜⾯変位の簡易監視サービスデータ

静岡県内トップの実績を有する建設総合コンサルタントの株式会社フジヤマ(本社:静岡県浜松市)は、 近年、中⼭間地域等に被害をもたらしている⼤⾬‧⼟砂災害に対し、斜⾯のデータを計測し、⼟砂災害発⽣の早期発⾒と迅速対応に役⽴つ「斜⾯変位の簡易監視サービス」の開発を進めています。 同社は、市内に設置している機器の観測情報(GPSの変位データ)を本市のデータ連携基盤上に登録しています。

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河川ごみデータ

⼤⼿総合建設コンサルタントの⼋千代エンジニヤリング株式会社(本社:東京都台東区) は、本市のデータ連携基盤を活⽤し、河川を流下するプラスチックや空き⽸などの⼈⼯系ごみ(草⽊や⼟砂など⾃然的に発⽣する「⾃然系ごみ」と区別した呼び⽅)の輸送量について実態を把握し、改善策につなげる取組を⾏っています。 同社は、「RIAD(リアド River Image Analysis for Debris transport)」という画像解析技術を⽤いて解析した市内の河川の⼈⼯系ごみの輸送量データを収集し、本市のデータ連携基盤上に登録しています。

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笑顔数集計データ

実は、笑顔の創発は、犯罪や孤⽴、⾃殺、⼼の病、虐待といった社会課題の解決や、地域コミュニティ活性化や健康促進、予防医療といったWell-being向上に貢献できると期待されています。⼀般社団法⼈One Smile Foundation(本社:神奈川県横浜市)は、笑顔を検知し、その数に応じて寄付がなされる仕組みを作り、拡⼤させていくべく取り組んでいます。 同社は、市内で笑顔の「回数」「発⽣時刻」「発⽣した場所」の3項⽬を計測し、取得したデータを本市のデータ連携基盤上に登録しています。

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AI分析による交通事故危険予測箇所データ

浜松市では、市内で多発する交通事故を削減するため、AI(人工知能)技術を活用し、事故危険度予測モデルを構築したうえで、事故危険予測箇所を抽出しました。  道路利用者への注意につなげるため、抽出した危険予測箇所を地図上に可視化するとともに、抽出した危険予測箇所の位置と事故危険度のデータを本市のデータ連携基盤上からダウンロード可能にしました

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浜松市土木防災情報システムと接続された雨量計・河川水位計データ

浜松市では、台風などの大雨時に避難等の判断に役立てていただくため、河川水位、雨量計の情報や、河川ライブカメラ映像等を見ることができる『浜松市土木防災情報システム』を公開しています。本システムと接続されている市内各地の雨量計と河川水位計の観測データについて本市のデータ連携基盤に自動連携し、10 分ごとに最新情報に更新しています。

オープンデータ

浜松市のオープンデータやデータ活用に関する取組のWEBサイトのほか、特に、安全・安心分野のデータを掲載した国や県のWEBサイトへのリンクを掲載しています。

データ可視化

浜松市データ連携基盤に接続されているデータのほか、浜松市やその他の機関が公開しているオープンデータの活用事例としてデータを可視化しました。

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